会話下手克服には『感情日記』がカギ|心理カウンセラーが語る2つの方法

タイトル

「会話する時に必要以上に気を遣ってしまう」「人の意見に振り回されてしまう」悩みを抱えているあなたへ。心から会話を楽しむことができず、人間関係に辟易としている方もいるのではないでしょうか。今回は心理カウンセラーのみほさんに、会話に疲れてしまう原因と克服方法をお伺いしました。

フォロワー3万人越えの心理カウンセラー「みほ」さん

過去に心の病を患った経験をきっかけに、大学で心理学と人間科学を勉強。現在はカウンセラーとして活動し、悩み解決の一環としてメールカウンセリングも行なっている。 ブログでは夫婦関係改善・子育て支援・自己成長の方法を紹介。インスタグラムでも発信活動を続けており、フォロワーは3万人以上に及ぶ。優しくも的確なテキスト投稿が人気を呼び、老若男女問わず支持されている。Instagram:mindow.jp、Blog:Mindow.jp

会話で気疲れしてしまう人の特徴

___今回は取材をお引き受けいただきありがとうございます!今日は「会話で気疲れしてしまう人」というテーマでお話を伺いたいのですが、会話で疲れてしまう人はどんな特徴を抱えているのでしょうか?


よろしくお願いします。会話で疲れてしまう理由の中に「自分の意見が言えない」「意見を飲み込んでしまう」ことってありますよね。


意見を言えない人っていうのは、皆「会話の中で傷つきたくない」という心理を抱えていると思うんです。


___なるほど、自分の意見を言うと傷つくかもしれない。傷つくことから回避するために、意見を引っ込めて周囲に合わせてしまう…ということですかね?


はい。そして傷ついてしまうのも、”親の影響”が原因になっていることがほとんどなんです。


親に昔言われたことがトラウマとして残っているので、トラウマを刺激されることを言われると再び傷ついてしまうんです。


___例えば、どんなことがありますか?


子どもの頃に母親から「あんたは本当に可愛くないね」って言われたりとか。親に言われて傷ついた言葉があると、深く劣等感として刻まれてしまうんです。


それで、大人になってから別の方に「可愛くないね〜」なんて言われると、子どもの頃と同様に深く傷ついてしまうんです。


___どんな言葉をかけられるかよりも、「本人が過去にどんな経験をしてきたか」のほうが影響しているってことでしょうか?


はい。子どもの頃から「可愛いね」って言われて育った子が、大人になってから「可愛くないね」なんて言われても大して傷つかないんですよ。だから全ては受け取り手次第だと思っていて。


芸能人の「渡辺直美さん」なんて、世間からどんなこと言われてもへっちゃら!って感じじゃないですか。あの自信は相当子どもの頃に可愛がられ、愛されてきた証拠だと思いますよ(笑)

心の傷からの克服

___子どもの頃に傷ついた言葉を再度かけられると、傷ついてしまうと…。これから傷つかないようにするには、どうすれば良いんでしょうか?


傷つかなくなる方法は、大きく2つあると思っていて。一つは親との関係を見直すこと。もう一つは、自分で自分を励ましてあげることですね。


___親との関係を見直すには、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?


親との関係が不仲だと、トラウマも癒えないし心の傷は深くなる一方です。可能であれば、親とゆっくり話すタイミングを持ち、親子関係を改善するのが大切ですね。


親と話す上で大切なのは感情的にならないこと。「あの時あんな酷いこと言ったくせに…!」などと感情的に訴えかけても、話し合いは泥沼化する一方です。


親と冷静に話し合うよう心がけるか、難しそうならカウンセラーや専門家を間に挟んで話し合いを進めるのがおすすめですね。


___なるほど、しかし傷ついた過去を消すことやトラウマを完全になくすことって難しいですよね?


そうですね、だからこそ次にお話しする「自分で自分を励ます」が大切だと思っていて。例えば私の例で言ってもいいですか?


___はい、お願いします!


私も、人の言葉に傷つくときがあるんです。例えばインスタに投稿したものに対して批判コメントがついたりとか。昔は批判コメントが来るたびに傷ついたし落ち込んだりもしたんですけど…。


これは私の投稿に対する批判なだけで、私自身を否定されてるわけじゃない。だから大丈夫」と自分を励ますようにしたんです。


___自分の投稿に対する批判と、自分自身への批判は全く別のものとして捉えるようにした…ということでしょうか?


はい。批判されるとどうしても「私自身を否定された」って思いがちなんですけど、それは大きな誤解で。批判されたとしても「何に対して批判されたのか」を冷静に見つめ直すのが大切だと思っています。


あとは、自分を励ましたらそれ以上は深く考えないことですね。傷つきやすい人って言われたことをグルグル頭の中でループしちゃうと思うんですけど、私は1分経ったら気持ちを切り替えるようにしています。


___気持ちを切り替える上で、何かおすすめな方法ってありますか?


そうですね、気持ちを切り替えるにはやはり体を動かすのが一番だと思うんです。外に出て散歩してみたり、映画を見に行ったり。スポーツをするのもいいですね。

「感情日記」が会話下手克服のカギ

___自分を励ます習慣をつけていくと、だんだん傷つく回数も減っていく…ということでしょうか?


はい。あとは「感情日記」をつけるのもおすすめです。人から言われて傷ついた言葉や、ムカッとした言葉を日記にして書いていくんです。○月○日、誰に、どんなことを、どんな状況の時に言われた…など。言われた時の状況を細かく書いていくのがおすすめです。


___感情日記を書くと、どんな効果があるんでしょうか?


人の頭の中って常に思考が渦巻いてるんで、頭だけで問題を解決しようとすると難しいんです。


だから一旦紙に書き下ろすことで冷静に自分を見つめ直すことができ、どんな時に自分が傷つくのかを客観的に捉えやすいんです。


感情日記を続けていると「自分は『バカだね』って言われると傷つきやすいな」とか「年の離れた男性に言われると傷つきやすいな」などある程度傾向が見えてきます


傾向が見えてくるだけでも、気持ち的にはいくらか楽になると思いますよ。


___なるほど。確かに紙に書くことで思考が整理されるって言いますもんね。


はい、思考を書き出して客観的に自分を見つめ直すだけでも全然違うと思うんです。傷つきやすい方や言葉を飲み込んでしまう方ほどやってほしい日記ですね。

「会話で気疲れしてしまう人」へメッセージ

___ありがとうございます。最後になりますが、「会話で気疲れしてしまう人」に対してなにかメッセージなどってありますか?


できたことや成し遂げたことに目を向けてみるといいと思います。「傷ついた経験」「過去のトラウマ」って簡単に忘れられるものじゃないですけど…。


辛かった過去や言葉に囚われるのではなく、自分ができたことに目を向ければ自然と会話も自信を持ってできるようになるのではないでしょうか。


___視点を変えて会話に取り組んでみるということですね。みほさん、本日はありがとうございました!


こちらこそ、今日はありがとうございました!

取材協力:心理カウンセラーみほさん

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