自傷行為とは|自傷癖になる理由と直し方『リスカだけじゃない』

2019-08-16

#メンタル

タイトル

逃げ場のないストレスや衝動的な出来事に、処理きれず、《自傷行為》に走る。自らの身体を傷つけて《安心感》を得ようとする行為は、周りの人も、将来の自分も悲しむ行為です。メンヘラがやりがちな自傷行為をする理由と《身体を傷つけずに済むようにする方法》をお伝えします。

自傷行為とは

「自傷行為」とは文字通り《自らを傷つける行為》


意図的に手首を切ったり、火のついたタバコを押し付けたり、毒物や薬物を摂取する等の行為をすることを指します。


リストカット(リスカ)が代表的ですが、人によって種類が異なります。


《自傷行為》は自分を傷つける行為、自分を傷つけて安心する行為の総称です。


本記事では、自傷行為をする原因と止め方をお伝えします。


一人でも多くの人が傷つかないように。


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自傷癖とは

《自傷癖》は、自傷行為を日常的に行い”癖”になってしまっている状態です。


ストレス解消法としての「自傷行為」に抵抗がない状態とも言えます。


「自傷行為を肯定しているわけではない」けどやめられない。


自傷癖になってしまっている人は、実際にストレスを受けると安易に自傷行為に走ってしまいます。

自殺との違い

”自殺”と違い、自傷行為は直接的に死を目的とする行為ではありません


「死にたい」と心の中では思っているかもしれませんが、命を落とすまでの行為にエスカレートしないケースが多いです。


ただし、自傷行為を放置すれば自殺に繋がります


自傷行為に走る人の多くは”身体に詳しくない”ため…


「動脈を続けてしまう」

「傷口を放置して感染症の原因を作ってしまう」

etc...


意図せず、本当に命に関わる一大事に発展することもあります。


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自傷行為の例

《自傷行為》と言っても千差万別。数多くの自傷行為があり、様々な手段を用いて自らを傷つけています。


自傷行為ってどこから?という質問には『人による』というのが最適でしょう。


何もリスカやアームカットだけが自傷行為というわけではありませんから。


自傷行為の”かたち”をまとめました。


自傷行為と言っても、人それぞれの自傷行為の形があります。

かさぶたを剥がす|肌をこする

かさぶたを見るとつい気になってしまい《かさぶたを剥がしてしまう》


些細な”あるある行為”ですが、これも立派な《自傷行為》のひとつです。


行き過ぎると「特に荒れてもいない肌をこすって傷つけたり」、「傷口にわざと塩を塗ったり」する人もいます。


乾燥肌が原因で肌を掻き毟っていた筆者が経験した対策法▼

爪を噛む

思わず《爪を噛んでしまう》のも代表的な自傷行為です。


緊張したり、焦ったりすると爪を噛んでしまう人は比較的多いですが、元を正せばストレスに負けて自分を傷つける行為です。


爪を噛む行為は「クセ」になりやすく、”自傷行為の入り口”になっています。やり過ぎに注意してくださいね。


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髪を抜く

《髪を抜く》のは、どちらかと言えば女性に多い自傷行為です。


ストレスを抱えて頭皮を頭をぐしゃぐしゃして、頭皮を傷つける。


イライラが募って、髪を思い切り引っ張る。


男性の方は特に注意。将来後悔することになります。辞めましょう。

リストカット(リスカ)

自傷行為の代名詞《リストカット》


文字通り”手首 (wrist)”を”切る(cut)”行為ですが、「自分の身体を切る」という意味で使われることもあります。


手首の他に”足首(レッグカット)””お腹”、”肩”を切る人もいます。


わかりやすく「見える位置」につける人と、周りから見えないように「服に隠れた場所を切る」人もいるので、意外と見分けがつきにくいです。

薬を過剰に摂取する

メンヘラにありがちな《薬を過剰に摂取する》行為も”間接的に自分を傷つける”自傷行為のひとつです。


薬の過剰摂取は、周りから見て身体を傷つけていることがわかりにくい


その上”ゆっくりと悪化していく”ケースもあり、「気づいた時には手遅れ」というパターンも非常に多いです。


また「人前で飲む」タイプの人は”承認欲求を満たすため”に行なっている場合が非常に多いです。用法用量をきちんと守った上で飲むようにしてくださいね。


薬自慢をしてしまう理由とは▼

自傷行為をする理由

自傷行為をしてしまう理由のほとんどは『ストレス』からきています。


もちろんストレスの感じ方や処理方法は人それぞれ。


だからこそ、自傷行為に走ってしまう理由は人それぞれ。自傷行為にも様々な形があるんです。

ストレス解消のため

《自傷行為》をすると”ある種の緊張感”と”興奮”が生まれ、一時的に他のことが頭の中に入らなくなります


悩みから解放されることで「ストレスからも逃避」することができ、「一時的な安心感」を得られます。


もちろん、ストレスからの逃避はあくまでも”一時的なもの”。一度得た緊張感や興奮は慣れていきます。


自傷行為が次第にエスカレートしてしまう理由は、ストレス解消や安心感が原因なのです。


ストレスからの逃避…最適解は何?▼

構って欲しいから

自傷行為の傷口を見た知人や友人は 「大丈夫?」と心配して声をかけます。


構ってもらえる。心配してもらえる。声をかけてもらえる。《知人からの声かけ》によって自傷行為をした本人の”承認欲求が一時的に満たされます


とはいえ、構ってもらえるのも最初の頃だけ。


《承認欲求を満たすため》に新しい自傷行為に走る人もいます。

よくわからないから

嫌なことがあったり、ストレスを感じることがあった時に《頭がパンクしてしまう》


「よくわからないけど、耐えられない」


自傷行為に走る人は、元から冷静になれる状態ではありません


ストレスの逃げ道を外に出せない《真面目で誠実な人》ほど訳がわからないまま自傷行為に走りがちです。


気持ちをリセットする時間は誰だって必要▼

自傷行為を止める方法

「自傷行為を直したい」「自傷行為をやめたい」


自分を傷つけたくなったり、死にたくなったりした時に「どうしたら良いのかわからない」。


《自傷行為に逃げずにストレスを回避する方法》は知っておきましょう。

深呼吸をして、冷静になる

「急なストレス」や「衝撃的な出来事」があった時、まずは《冷静になる》ことを心がけましょう。


喧嘩をしたとしても、嫌なことがあったとしても。激情に駆られたままでは何も始まりません。ゆっくりと深呼吸をして、落ち着くまで。


《10秒ほどの深呼吸を1分》ほど繰り返すと、冷静になれますよ。

信頼できる人に助けを求める

冷静になったら、次は《心が揺さぶられた原因》を取り除くようにしましょう。


ただし一人きりで取り除こうとしないように。一人きりになると「どうして良いかわからず」、再度パニックに陥ってしまう可能性があります。


できるだけ一人で解決しようとせず、”信頼できる誰か”に頼ってみてください。


周りに信頼できる相手なんて、いない」人もいると思います。四面楚歌な状態であれば、《カウンセラー》に相談するのがおすすめです。


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カウンセラーに相談する

一人では解決できないストレスを抱えているのであれば、《カウンセラー》を頼るのがおすすめです。


「身近な人では解決できない問題」

「友人や知人にバレたくない」


悩みを聞く専門家である「カウンセラー」に一度悩みを相談して、自傷行為以外の解決策を探してみましょう。


あなたをきちんと認めてくれる人は、身近じゃないところにいるかもしれませんよ。


『悩み事を他人に言いふらされないようにしたい』なら専門家に相談▼

身近な人が自傷行為をしていた場合

自傷行為をしている知人を見るのは辛いものですし、本人も心身ともに傷ついています。


あなたの身近な知り合いや友人、家族が自傷行為をしていた場合の対処法をお伝えいたします。

ひとまず傷の手当てから

知人が「自傷行為をしている」と判明した場合、まずは《傷の手当て》をしてください


自傷行為をする人の中には”傷をそのまま放置”する人もいます。


傷は放置しておくと悪化することもあります。話を聞きながら、傷の手当てを優先しましょう。


そして、一通りの手当てをした後も放置せず、「専門家へ相談」するようにしましょう。

理屈の押し付けはNG

自傷行為をしている人は《心身ともにパンク状態》


どんなに自分を傷つけてはいけない理由を伝えても。どんなに正論を述べても。


自傷行為をしてしまうほど追い詰められている人をいくら追い詰めても、声は届きません


まずは落ち着かせること。そして、話を聞くことを心がけましょう。


自傷行為はその行為自体が根本ではありません。


《自傷行為に至るまでの原因》や《気持ち》を大切に汲み取ってあげてください。


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専門家への相談は忘れずに

身近な人が自傷行為をしていた場合、まず最初に《専門家への相談》してください。


すぐに「辞めなさい」というのも大切ですが、”命に関わる行為”なだけに慎重にことを運ぶ必要があります。


《カウンセラーに相談する》

「いのち支える相談窓口」に連絡する》


自傷行為をしている本人じゃなくても、まずは悩みの専門家を頼ってくださいね。


『悩みを支え続けて悩む』ことをなくすために▼

身体は、大切に

あなたの身体はあなただけのもの。


「自分の体なんだから、自由にして良いじゃん」も正論ではありますが、


あなたの身体が傷つくことで傷つく人もいます


もしかしたら、将来のあなたが後悔の涙を流すことになるかもしれません。


傷つけずに済めば、それがいちばん良いんです。自分の身体を傷つける理由がなくなることを願っています。


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